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改修工事専門店ブログ

川崎市で防水工事を検討中の方必見!通気緩衝工法の効果と施工事例

2025.02.26

「通気緩衝工法」とは、建物の下地に含まれる湿気を適切に逃がしながら、防水性能を高める工法 です。特に、既存の下地に水分が残っている場合や、雨漏り対策を徹底したい場合に適しています。

従来の密着工法では、水分が内部に閉じ込められることで防水層が膨れたり、剥離したりするリスクがありました。しかし、通気緩衝工法では 専用の通気シートを使用することで湿気を外に排出 し、防水層の長期的な安定を実現します。

この記事では、通気緩衝工法の施工の流れや効果、メリット・デメリットについて詳しく解説します。 防水工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!

川崎市マンション防水工事

屋上床面 防水工事施工前

高圧洗浄作業 汚れを綺麗に洗い流します。

高圧洗浄作業後

PC板(プレキャストコンクリート板)目地徹去作業 PC板の接合部(目地)は動きが発生しやすく、防水施工時に適切な処理を行わないと防水層の損傷につながることがあります。

目地内部に水分が溜まっているので完全に徹去した後乾燥させてから次の工程に移ります。

目地シーリング打ち込み

「目地シーリング」とは、防水層の膨れや剥離を防ぐために、床面の目地(継ぎ目)にシーリング材を充填し、防水層の動きを調整する施工 のことを指します。
通気緩衝工法では、湿気や水分が逃げる経路を確保するために通気層を設けますが、この目地部分の処理を適切に行うことで、より高い防水性能を発揮します。

床面ひび割れ・破損個所カチオン樹脂モルタル補修

「カチオン樹脂補修」とは、カチオン系(正イオン)樹脂を含んだモルタルを用いて、コンクリート床面の補修や下地調整を行う工法 です。
カチオン樹脂は、コンクリートやモルタルとの密着性が高く、防水工事の前処理としてよく使用されます。

防水工事を行う際、下地が劣化・ひび割れ・凹凸になっていると、防水材が適切に密着しないため、事前にカチオン樹脂モルタルで補修を行い、平滑な下地を作ることが重要 です。

床面カチオン樹脂補修

フェンス付け根シーリング補修

アルミフェンスの付け根は、建物の外壁や屋上の防水層と接する部分に隙間が生じやすく、雨水が浸入しやすい箇所 です。
この隙間を埋めるために行うのが「シーリング補修」で、防水性を確保し、雨漏りや構造劣化を防ぐための重要なメンテナンス になります。

改修ドレン取り付け

「改修ドレン」とは、既存の排水ドレン(排水口)を補強・交換するために使用される部材のこと です。
特に 防水工事の際に劣化したドレンを修繕し、防水層と一体化させるために設置 されます。

屋上やベランダなどの防水工事では、排水口(ドレン)が劣化していると、雨水がスムーズに流れず、雨漏りや水溜まりの原因 になります。
改修ドレンを取り付けることで、既存の排水機能を強化し、防水性能を向上 させることが可能です。

下地調整カチオン樹脂塗装

下地調整カチオン樹脂を塗装する事により防水層の長寿命化

下地をしっかり補強することで、防水層が均一に施工でき、耐久性がアップし
施工後の剥離や膨れなどのトラブルを防ぐ事ができます。

コンクリートの強度向上

劣化したコンクリートを補強し、防水層の安定性を高める事ができ
防水材を施工する際の下地強度が確保され、長持ちする防水工事が可能になります。

下塗りプライマー塗布

プライマーとは、ウレタン防水材と下地の密着性を向上させるために使用する下塗り材 です。
ウレタン防水は液状の材料を塗布するため、下地の状態が仕上がりや耐久性に大きく影響します。そのため、下地とウレタン防水層をしっかり接着させるために、プライマーを塗布することが重要になります。

下地QⅤシート張り

特徴

  1. 通気性能
    • 裏面に特殊なエンボス加工が施されており、下地からの湿気を効率的に逃がす設計になっています。
    • 防水層の膨れや剥がれを防ぐことが可能。
  2. 耐久性
    • 改質アスファルトを使用しているため、一般的な防水シートよりも耐候性・耐久性が向上。
  3. 施工のしやすさ
    • 柔軟性があり、凹凸のある下地や温度変化に対して追従性が高い。
  4. 工期短縮
    • 熱工法・トーチ工法・常温粘着工法など、複数の施工方法に対応可能で、状況に応じて施工がスムーズに行える。

QⅤシート張り完了

脱気筒取り付け作業

意味

  • コンクリートやモルタルなどの下地には、水分が含まれており、施工後も徐々に水蒸気として放出する事が可能です。
  • 通気緩衝工法では、通気層(防水シートの裏面に形成される空間)を確保し、湿気を逃がしながら防水層を保護する役目をします。
  • 脱気筒は、その湿気を効率的に外へ排出するために設置される装置になります。

効果

  1. 防水層の膨れ防止
    • 湿気が防水層の内部にこもると、温度変化によって膨れが発生する可能性があるため。
    • 脱気筒を設置することで、防水層内部の水蒸気を適切に排出し、膨れを防止します。
  2. 防水層の耐久性向上
    • 湿気が滞留すると、防水層の接着力が低下し、剥がれやひび割れの原因になるため。
    • 脱気筒を設置することで、防水層の劣化を抑え、長期間安定した防水性能を維持できます。

使用ウレタン樹脂 メーカー規定の缶数を計算し使用します。

ウレタン樹脂塗布

ウレタン樹脂完了

仕上げトップコート塗装作業

防水工事 通気緩衝工法 完成

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