
修繕工事コラム
実は多い見積もりの落とし穴!マンション大規模修繕で気をつけたいポイント
2025.06.14
マンションの大規模修繕工事は、建物の資産価値や住環境を守るために欠かせない重要な工事です。
しかしその反面、数百万円〜数千万円に及ぶ費用がかかるため、「どの業者を選ぶか」「どんな見積もりを出されるか」が大きな判断ポイントとなります。
特に注意したいのが、「見積もりの内容が不透明だったり、比較しにくかったりする落とし穴」。
本記事では、マンション大規模修繕工事で**後悔しないためにチェックすべき“見積もりの注意点”**を、専門業者の視点からわかりやすく解説します。
■ なぜ見積もりの「中身」が重要なのか?
「安いから」「地元の業者だから」といった理由だけで工事を決めてしまうと、後から追加費用が発生したり、工事品質に問題があったりするケースが少なくありません。
実際、見積もりのトラブルでよくあるのは次のようなものです。
- 内容がざっくりしすぎていて工事範囲が不明確
- 材料のグレードや仕様が記載されていない
- “共通仮設費”や“諸経費”が極端に高額
- 調査内容が目視だけで赤外線診断などが含まれていない
- 提出された見積書の専門用語が多く、素人では比較が難しい
■ 見積もりでチェックすべき5つのポイント
1|工事範囲・数量が明記されているか?
「外壁塗装一式」など曖昧な表記ではなく、施工面積や箇所数が具体的に書かれているかを確認しましょう。
2|使用材料のメーカー・等級・耐用年数が記載されているか?
たとえば「シーリング材」や「防水塗料」は、グレードによって価格も耐久性も大きく異なります。
3|仮設工事費・諸経費が適正か?
足場や仮設トイレ、搬入費などの共通仮設費が相場より高すぎないかも要チェックです。
4|調査の根拠があるか(赤外線診断・打診調査など)
目視だけではなく、赤外線カメラなどの非破壊診断の有無を確認しましょう。
根拠があれば、過剰な工事の回避や正確な補修提案につながります。
5|保証やアフターサービスの範囲・年数が記載されているか?
「何年保証なのか」「どこまで対応してくれるのか」など、工事後の安心も比較材料になります。
■ 見積もりの比較は“価格”ではなく“内容”で判断
「安い=正解」ではありません。
むしろ、適正価格の中で信頼できる材料・明確な範囲・技術力が備わっているかが重要です。
また、複数業者に相見積もりを取る際は、必ず“同一条件”で依頼することが比較の前提となります。
■ 松本建装工業の見積もりの特長
当社では、マンションの大規模修繕工事において、わかりやすく・納得感のある見積書の作成を徹底しています。
- ✅ 高精度赤外線カメラ診断を無料で実施し、劣化箇所を的確に把握
- ✅ 診断結果に基づいた詳細な報告書+写真付き提案書を提出
- ✅ 見積書には使用材料・施工面積・単価・保証内容をすべて明記
- ✅ 自社職人による一貫施工で中間マージンなし
- ✅ アフター保証と点検制度も完備
■ まとめ|見積もりは「工事の設計図」!内容を見極めて後悔のない選択を
マンションの大規模修繕工事は、長期的な資産維持・住民満足度の向上に直結する大切な事業です。
そしてそのスタートラインとなるのが「診断」と「見積もり」です。
内容が不透明な見積もりは、将来的な追加費用・品質トラブルの温床になりかねません。
だからこそ、しっかりと比較し、納得できる内容で判断することが、後悔しない修繕の第一歩です。
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